エン・ジャパンが自社採用手法の1つとして、積極的に推進中な「社員紹介(リファラルリクルーティング)」。
「リファラル採用ってどうなの?」「どんな感じで誘うの?」という疑問にお答えして、実際に「社員紹介で入社した社員」と、「声をかけて人事に紹介した社員」の双方に話を聞きました!
今回は高校の同級生、かつバンド仲間だった2人。そこから、なぜ一緒に働くことに?
社員紹介のあり方は十人十色。1つのドラマとして、お楽しみください。
登場人物
エン転職 コピーライター 遠藤(紹介した人)
不動産の営業から「文章を書くことを仕事に!」という想いで、エンのコピーライターとして中途入社。入社の決め手は、面接官のふりきったファンキー度合い。入社後は、求人広告のクリエイティビティを競う「クリエイティブコンテスト」で数多くの賞を獲得。現在は、埼玉支社のコピーライター責任者として活躍中。
エン転職 コピーライター 石綿(紹介された人)
ラッパーとして音楽活動に従事した後、30歳を目前にキャリアチェンジを決断。2014年にエン・ジャパンへ中途入社。全社員が集うイベントでは、まじめな営業戦略発表中にラップを歌い上げるというハートの強さを見せつけた。
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エン入社前、ラッパーとして最後に出したアルバム。
高校の同級生で、部活も一緒。軽音部のベース(遠藤)、ラッパー(石綿)という関係性だった2人。それから10数年の時を経て、同じ職場で求人広告のライターとして働くことに。舞台裏にあった秘話に迫りました。
―昔からの友人と伺いましたが、お互いどんな人ですか?
遠藤(紹介した人)
石綿くんは、なんでも物事をよく考えているヤツでした。それこそ、どうでもいいことでも自分なりに分析して、論じてくるんです。話していてもいつも楽しかったし、ちょっと世の中を斜めから見る感じが、とても好きでした。
仲良くなったキッカケも変わっていて。当時出始めたばかりの携帯で、日本の現代教育のおろかさについて2~3時間熱く語ったことです。
石綿(紹介された人)
僕も斜めから見てましたけど、遠藤くんも相当でしたね。熱量というか謎の反骨精神の持ち主。
納得出来ないものにはおかしいと言わないと気が済まない性格は、昔から今も変わってないんじゃないですか。あと、割とすぐムキになりますね。これ言うと本人は否定しますけどね、ムキになって。
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昔のバンド仲間でライブをすることもある。(遠藤:左、石綿:中左)
―似たもの同士なんですね。笑
遠藤
あとは、石綿くんの書く文章はすごくおもしろかった。コピーライターになろうと思うくらいだから、僕自身も文章にはちょっとだけ自信がある。けど、彼に文章のうまさで勝てると思ったことは一度もないですね。
褒めすぎましたが、本質的には「お調子者」を絵に描いたような人物です。そのくせに小心者。まぁ、そこはすべて彼のサービス精神と優しさから来ているのだと思いますけどね。
石綿
遠藤くんは、基本的に優しくて面倒見がいいやつです。
だって僕、30手前まで定職も就かずラップやってたんですよ。自分としては真剣でしたが世間的にはとんだ道楽息子ですよ。そんな僕を自分の会社に紹介しちゃうんだからスゴいやつだと思いましたね。で、入ってみたらチームリーダーとして、皆に頼りにされてるし…びっくりですよ。
遠藤(紹介した人)に直撃!
―石綿さんをエン・ジャパンに誘った理由は?
久しぶりに地元で飲んだとき、「実は俺ラッパー辞めようと思っててさ」と相談を受けたんです。多分石綿くんは、僕がエン・ジャパンに勤めているので「いい仕事を紹介してもらえるかも」という考えだったかもしれません。
でも、彼の文才や物事を深く考えられる能力を埋もれさせておくのはもったいない、と思ってうちのコピーライターを勧めたんです。個人的に、彼と同じ職場で働けるのは楽しいだろうな、という気持ちもあったし。ま、まさか同じチームになるとは思っていませんでしたけどね(笑)。
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秘技、ろくろ回し。
―どんな風にエン・ジャパンを紹介したんですか?
一番は仕事のおもしろさややりがいを。「ただ文章を書く仕事でもないし、キレイごとだけを書けばいいわけじゃない。人ひとりの人生を大きく変えてしまうライティングだから責任は重いけど、その分楽しい」と。
リスクをかけてでもラッパーとして愚直に努力する姿を知っていたので、アツイものを腹の中に持っていると思っていました。だから僕がエン・ジャパンで習ったSTPを駆使して、石綿くんの心にヒットしそうな言葉を選んで伝えました(笑)。
あとは、いいこと以上に、厳しさを。僕がエン・ジャパンに入って、早川さんという師匠にめちゃくちゃしごかれたこと、3日連続寝る間を惜しんで原稿を書き続けたこと、入社3ヶ月目で普通のコピーライターが書く求人広告の1.5倍をノルマとして課されたこと、どんなにチカラと想いを込めた原稿を書いてもクライアントにめっちゃ修正されることもあること。
―結構ヘビーな体験談を語ってたんですね。
やっぱり大切な友だちを自社に紹介するんだから、失敗や後悔はしてほしくない。できる限り詳細に自分の仕事を具体的に石綿くんに伝えた気がします。そろそろ気軽に友だちを紹介できる年齢でもなくなってきたけど、合いそうな人がいたら、今後も紹介したいですね。
石綿(紹介された人)に直撃!
―ラッパーを辞めようとおもったキッカケはなんだったんですか?
ラップで食べていくことをずっと夢見ていて。アルバイトをしながら生きていましたが、30手前になって色々と現実が見えてきて…。ちょうど、結婚話が持ち上がったりもして。とにかく定職に就かねばならんとなった訳です。おかげさまで、今は幸せな結婚生活を送っております。ありがとうございます。
―良い転職ですね!はじめに遠藤さんから同じ会社に来ないかと誘われた時、どう思いました?
エン・ジャパンのことは知っていたので、「結構有名な会社じゃん」というのが第一印象でした。で、誘われた仕事がコピーライター。正直、僕の中で一部の特殊な人だけがやっている仕事というイメージだったので、そんなもの今から始められるのかなぁという不安はありました。
でも居酒屋で遠藤くんに「コピーライターは文章を書く仕事だけど、本質はそこじゃない。顧客の課題を解決したり、人の心を動かしたりすることができるんだ」と熱く語られて。学生時代と変わらない情熱を傾けられる仕事なんだな。自分のラップとも、少なからず通じる部分があるんじゃないかなぁとも感じました。
―実際に入社してみて、どうですか?ギャップはありました?
求人広告の書き方を習う中で驚いたのが、入社前に聞いていた【ユーザーファースト】とか【入社後活躍】という考え方が、建前ではなく実践されていること。みんなが自分の仕事に大なり小なりプライドを持って取り組んでいることにも驚きました。今まで「理念なんて建前だよ、ガハハ」とか「仕事なんかテキトーでいいっしょ」みたいな大人しか見たことがなかったので。けっこう衝撃でした。入社前まで半信半疑だったので、良い意味でのギャップですね。
悪い方のギャップは…聞いてたより仕事がきつかったことくらいです。
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コピーライティングについて熱く語る2人。
―遠藤さんは結構エグい体験を語っていたみたいですけど。きつかったエピソードってありますか?
たしかに遠藤くんは強烈に語ってくれましたね。特にコレというエピソードはないですけど…やっぱり求人を出す企業が自分の書いた原稿を納得いただけなかった時は、やるせなさを感じますね。もちろん、自分の力不足が大きいのですが。
求人の依頼を受けた営業や取材を担当したディレクターと、一生懸命、採用成功第一でつくった原稿が通らなかったりする。もう少し時間をかけて、先方と意向のすり合わせをする余裕があればどうにかなるのかもしれないですけど。先方も含めて全員が限られた時間の中で動いてるので。どうにもならない時はどうにもなんないですよね。それが、悔しかったり切なかったりします。
―想いだけでは通らない世界があるんですね…。
最後に、石綿さんから見たエン・ジャパンを紹介してみてください。
まっすぐな人たちがまっすぐに働いている会社。みんな1年中、文化祭前のような顔をして働いていて、素敵ですね。仕事を選ぶ上で”熱くなれるかどうか”を重視しているタイプの人にはぴったりだと思います。
あと、基本的に同僚にも上司にも嫌な人はいません。会社の飲み会が楽しみになったのはエンが初めてです。
>バックナンバーはコチラから!
―Part1:大学時代の師弟
―Part2:地元の友だち
―Part3:フットサルのチームメイト
―Part4:仕事の知り合い
▽エン・ジャパンの採用ページはコチラ
http://corp.en-japan.com/company/recruit/