
「なりゆき任せな新人」から、「戦略性と意志のある営業」へ脱皮した術。 #社長賞への道
こんにちは。派遣会社支援事業部の田ノ畑(たのはた)です。
2018年に新卒でエン・ジャパンに入社。現在、派遣会社支援事業部で「エン派遣」「エンバイト」の営業をしています。
この度、4月の全社キックオフで社長賞新人賞を受賞させていただきました。
これまでお世話になった上司や先輩方に、恩返しをしたいという気持ちで立候補させていただきました。
本当に周りの方々に恵まれ、日々仕事に取り組めていると感謝するばかりです。
改めて、いつもサポートしてくださっている皆様、本当にありがとうございます!
今回の社長賞受賞にあたり、これまでの自分を振り返り、受賞するまでの経緯や日々大切にしていることをぜひお話させいてください。

|ラッキーパンチの恩恵に甘えていた、なりゆき任せな自分
元々、あまり深くものごとを考えず、“こだわりのない、なりゆき任せ”なところもあった私。
後先のことは考えない。なんとなく頑張って、なんとなく楽しいことをする。そんな性格でした。
この性分は仕事でも同じ。売上目標をなんとなく追っていたら、なんとなく達成できてしまったことが多々ありました。
入社して間もない頃の私を一言で表すと、ただの「ラッキーガール」だったと思います。
振り返ってみると、毎月の営業計画を立てるわけでもなく、担当顧客企業へ戦略的に営業活動をするわけでもない。
“たまたま”発注を頂くことばかりで、云わばラッキーパンチが数ヶ月続いたのです。
「売上目標の達成は絶対!」と責任感だけはあったものの、「達成できたしいいや。なぜかは分からないけど」と振り返りは一切なし。
今思えば、再現性や改善性のない営業活動をしながら、ズルズルと1年目の秋を迎えてしまいました。

|急に訪れた未達に、迫る自己変革の必要性
そんな中、1年目の12月に大きな転機を迎えます。初めて大きく未達をしてしまいました。
それは突然のことで、最初は焦りました。しかし、ただただラッキーパンチが無くなったということに過ぎなかったのです。
「どうして未達だったのか。どうしたら達成できるか。」と困ったものの、これまでなりゆき任せにしていたことが仇になりました。
なかなか原因や打ち手が分からず、四苦八苦。ここでようやく、自分の甘さを自覚し、大きく自己変革の必要性に駆られるのです。
では一体、私が変わるべきことはなにか。考えた末、行き着いたのはこの2点でした。
(1)営業計画を綿密に立てる
営業として基本の基本ではあると思いますが、これまでの私には足りていなかったアクションでした。
具体的には、売上達成の要因を分析。どれだけ行動量を担保すれば達成するのかを逆算し、自身の行動に月次・週次・日次に落とし込んでいきました。
さらに、想定外のイレギュラー業務が発生することは日常茶飯事。毎日タスクに追われすぎて、立ち止まって考える時間を取れていないことも気づきました。
そこで、営業計画を立てる+振り返りを行なう時間を確保。わざわざ優先順位を上げ、PDCAのPに充てる時間を増やすことも実行しました。
(2)クライアントの業績貢献を一番に考える
綿密な営業計画を立て、振り返りを行なうことで、更に自分の課題が見えてきました。
それは、「クライアントの業績貢献まで見越した提案が出来ていない」ということでした。
求人広告を載せていただき、応募もそこそこ集まってきている。それなのに、クライアントから追加受注がいただけないことがしばしばありました。
そこで率直に「どうしたらもっとエン派遣を使っていただけるか」クライアントにフィードバックをいただくことに。
すると、明らかになったのが「就業までつながっていない」ことが初めて分かったのです。
それは、応募はあるものの、来社や就業に至らず、結果的にクライアントである派遣会社の業績貢献に寄与できていないことを示していました。
あくまでも、広告を使って応募を集めることは第一歩にすぎません。
その先の就業まで繋げることを念頭に置くようなって以来、私の営業スタイルは大きく変化。
商談時には、広告による応募獲得策だけでなく、応募後の歩留まり全体を改善できるようなアイディアも合わせて提案しようと決めたのです。

|大事なのは、「真に喜ばれるものは何か?」を考え抜くこと
自己変革の結果、少しずつ手応えを感じ始めました。「就業を生み出すこと」を一番に考え、自分なりに考えた募集方法を恐る恐る提案をしてみる。
すると「その着眼点はなかった!」「田ノ畑さんがそういうならぜひやりましょう!」と、クライアントから期待いただけるようになったのです。
いつしかラッキーパンチがなくとも売上目標が達成できるように。さらに、以前よりもクライアントに本当に喜んでもらえている実感が湧き、嬉しさがこみ上げてきました。
この成功体験から、成果を出し続けられる営業は、「クライアントの業績貢献への寄与」を徹底的に考え抜けること。
良い意味でクライアントの期待を裏切り続けられるかが鍵なのでは、と思うようになりました。
そして、エン・ジャパンが大切にしている、「真に“喜ばれ、人に薦めたくなるもの”とは何か?」が、まさに私の信条となったのです。
なんとなくの成り行き任せだった私が、クライアントに真剣に向き合い、応募のその先まで考え抜くまでに成長できた1年でした。
なにより、挫折を乗り越え、自己変革したことで、仕事にやりがいを持てるようになりました。
今後も「真に“喜ばれ、人に薦めたくなるもの”とは何か?」を考え抜くことを止めず、チャレンジし続けてまいります。

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この記事を書いたレポーター

- en soku!編集部
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