
川のススメ。
川は好きですか。
私は大好きです。
川を眺めて、川辺を歩いて、2時間、3時間。この上なく幸福な時間です。
情報過多な現代、時には川の流れを見て頭を空っぽにしてみませんか?
というわけで、川を愛するコピーライターが、独断と偏見にもとづいて「ボーっとできる川」をご紹介します。
【1】隅田川(東京都荒川区・足立区/千住大橋)

あの松尾芭蕉が、『奥の細道』を記す旅に出立した地だと言われています。橋があるのは、京成本線「千住大橋駅」から徒歩5分ほどの場所です。そこから橋を下りて河川敷を歩くと、ゆるやかな流れに癒やされます。
【2】鹿島川(千葉県佐倉市/鹿島橋)

野性味あふれる雰囲気がいいですね。
この写真を撮った場所は、佐倉城址公園からほど近い鹿島橋……の近くの草むら。総武本線「佐倉駅」または京成本線「京成佐倉駅」から、徒歩20~30分ほどの場所です。夕暮れ時は、人がいないので好きなだけ物思いにふけれます。
【3】信濃川(新潟県新潟市/萬代橋)

いきなり新潟県。すみません、日本海側が好きなもので……。
萬代橋は、国の重要文化財に指定された橋。新潟の中心街にあり、新潟駅から徒歩15分ほど。河川敷の遊歩道もしっかり整備されていて、犬の散歩やジョギングをしている方々がいらっしゃいます。ここは、あたたかい日にキラキラ光る水面を眺めたい場所ですね。
【4】大橋川(島根県松江市/橋の名前は不明)

こちらは、大橋川は大橋川でも支流側。つつましくて穏やかな流れは、眺めていて幸せになれます。松江駅から徒歩5分。てくてく歩いていくと、いきなり視界が開けるのが気持ちいいですよ。
【ちょっと寄り道】宍道湖(島根県松江市)

島根県といえば、いわずと知れた宍道湖。日本一の夕日が見られる湖です。川ではないのですが……水辺としては一級品。夕暮れ時はもとより、朝日をあびた爽やかな景色も絶品。2泊して宍道湖を眺め続けた結果、終の棲家は宍道湖のほとりにしようと誓いました。
【5】広瀬川(宮城県仙台市/仲ノ瀬橋)

突然の東北。すみません、宮城出身なもので……。
さとう宗幸の「青葉城恋唄」に出てくる広瀬川はこちらです。この川のほとりにある高校に通っていた私は、よく一人で河川敷に下りて石を投げたりしていました。仙台駅から徒歩20分ほど。清々しい空気を感じながらそぞろ歩くのには、うってつけの川です。
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独断と偏見すぎて、全国各地に飛んでしまいました。
ですが、「ボーっとできる川」は、意外と身近なところにあるものです。普段と違う道を通ってみたり、いつもは下りない駅で下りてみたりすると、マイベストボーっと川を見つけられるかもしれません。川目当ての旅行なんていうのも、いいものですよ。
川を愛する人が、増えますように。
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この記事を書いたレポーター

- あおき
- コピーライター。しりとりと川が好きな千葉県民。