
【エンの仲間たちと!】そうだ、宇宙に行こう。

40度近い灼熱の夏の日々、いかがお過ごしでしたでしょうか。
うだるようなコンクリートジャングルの中で仕事をしていると、「スケキヨさん、宇宙飛行士の訓練をしに行きませんか?」というお誘いメールが。ナニそれ。超面白そう。行くしかないでしょ。
てなわけで、私をはじめとする有志で構成されたエン・ジャパン随一のアクティブ集団「少年心くすぐり隊」は、宇宙飛行士の訓練を受けるべく、一路、茨城県つくば市にある「JAXA筑波宇宙センター」に飛んだのでした。

「JAXA筑波宇宙センター」は、つくばエキスプレスつくば駅からタクシーで10分という郊外にあります。漫画『宇宙兄弟』にも出てきた聖地。敷地内には無料で入れるのですが、それだけ見れるのは一部の展示館のみ。JAXAをもっと味わいたいのなら、有料の見学コースがオススメ。もう少し中まで見学することができます。

今回、少年心くすぐり隊がのぞんだのは、『宇宙飛行士模擬訓練体験コース』というちょっとレアなコース。すぐに予約が埋まってしまう人気プランのようです。
この体験コースのポイントは、映画『アルマゲドン』に出てきそうな宇宙飛行士用の船内作業スーツ(宇宙服ではない)のレプリカを着ながら訓練を受けられるということ。気分は否応なしに盛り上がります。不惑にしてようやくブルース・ウィリスと並ぶことができた感じです。
『宇宙飛行士模擬訓練体験コース』で体験できるコースはいろいろあるのですが、今回私たちは時間の都合もあり、2つの訓練を体験してきました。
(1)閉鎖環境適応模擬訓練
1つ目は、宇宙ステーションを模した施設に入る組と、外から指示を出す組に分かれて、指定された絵を外から音声指示だけで、宇宙ステーションにいる人たちに書かせるというもの。これが結構難しい。制限時間5分で、下のような絵を書かせなければなりません。
とはいえ、私は「伝える」を仕事にしているプロ。最初に「赤鉛筆を持って、紙に日本の国旗と同じくらいの大きさの円を書いてください。中は塗りつぶしません」といった的確でみんなが分かりやすい指示を披露。時間配分を少し失敗したのですが、答え合わせするとかなり高い再現率に。JAXAの方からも褒められました。イエーイ。

2つ目は、閉鎖されたニセ宇宙ステーションの中で、絵が描かれていない真っ白なジグソーパズルをはめ合わせるというもの。『宇宙兄弟』にも出てきましたね。これがカンタンそうで、かなり難しい。パーツのカタチが似すぎているというイジワル仕様。が、私は努力と根性で、時間内に完成させることができました。イエーイ。

(2)船外活動模擬訓練
3つ目は、「宇宙空間で船外活動をするチーム」と「地上で指示を出すチーム」に分かれて、無線を使った指示だしと交互に報告を行ないつつ、4つの作業を完遂させるというもの。
「宇宙飛行士は、○○○を外して、×××を取り付けてください」
「了解しました」
「取り付けを完了しました」
「カメラを設置場所に向けてください」
「了解しました」
「カメラを向けました」
「設置状況を確認しました」
「現在、3分40秒経過です」
…という感じ。
一応台本があり、言うことも手順も決まっているのですが、制限時間が設定されており、なかなかのチームワークが求められました。しかし、こちらもJAXAの方から褒められることに。イエーイ。
『宇宙飛行士模擬訓練体験コース』は、歴代宇宙飛行士の写真が飾ってあるフロア、本物の宇宙服が展示してあるフロアを見学することができます。

また、展示館『スペースドーム』は、宇宙やJAXAの活動についていろいろ知ることができる簡易ミュージアムとなっており、いろいろ見所あり。物販ショップ『プラネットキューブ』では、宇宙食やここでしか変えない『はやぶさ』のトミカを買うこともできるようです。個人的には、NASA TシャツがJAXA Tシャツより700円高かったことが気になりました。
そんなこんなで、とても楽しかった「JAXA筑波宇宙センター」の『宇宙飛行士模擬訓練体験コース』。JAXAの方からも褒められ、エン・ジャパン社員の宇宙方面へのキャリアセレクタビリティ(R)の可能性を切り拓いた予感がすると言えなくもない気がします。
最後に、「少年の心くすぐり隊」の隊長のコメントで締めさせていただきます。

~おわり~
※ 特報 ※
筑波宇宙センターは9月29日(土)に1年に1回しか開催しない特別公開日があります。興味がある方はぜひ筑波宇宙センター公式ホームページをご覧ください。
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この記事を書いたレポーター

- 志村坂上スケキヨ
- コピーライター。苦手なモノ:まんじゅう、お金。