
突撃!仕事のリアル(デザイナー・日野さん)ーこだわりは、アート&コピー
こんにちは、広報の羽田です。
エン・ジャパンの様々な職種を紹介する「突撃!仕事のリアル」シリーズ。
今回は、「デザイナー」の仕事を紹介します!
▼23卒の新卒採用から、「デザイナー職」の募集も始めました!
https://www.en-soku.com/life/81787
今回は、自社HP・サービスのロゴ・CM・交通広告など、幅広くデザインに関わる日野さんにインタビューしました。

日野 将志(2012年新卒入社)
<Profile>大学ではデザイン工学部にてプロダクトデザインを専攻。2012年、コピーライターとしてエン・ジャパンに新卒入社。入社5年目でブランド企画室に異動。ミッションは、クリエイティブのチカラでエンのサービスを広め、ブランド価値を高めること。
▼コピーライターとして入社した日野さんがデザイナーに転身した経緯は、こちらの記事をご覧ください^^
https://www.en-soku.com/business/25099
|今までエンで手掛けたクリエイティブの紹介をお願いします!


バカリズムさんでおなじみ、『エン転職』のCMも企画・ディレクションしています。
https://www.en-soku.com/life/77065
|1つのクリエイティブができあがるまでのプロセスを教えてください!
1例になりますが、人事イベント(HREXPO)に出展した『エン転職』のブース制作についてお話します。

私の担当は、ブース自体の構造、レイアウト、壁面のデザインなど全体のデザイン&ディレクション。
関係者は、事業部の販促チームや施工を依頼している外部パートナーの担当者など。この手のブース設計は、概ねイベントの3ヶ月ぐらい前からスタートします。
流れとしては、来場者動線の検討→ブースレイアウトの検討・ラフ制作(事業部と壁打ちしつつ)→施工会社との打ち合わせ→壁面・サインなどのグラフィック検討→施工会社との打ち合わせ→デザインデータ入稿→施工立ち会い→当日といった感じです。
ブース制作で意外と大事なのが、一番最初の動線検討のステップ。
会場地図を見ながら来場者がどう自社ブースまでやってくるのか、ブース内でどう動くのかを想像する。会場入口の位置はどこか?通路の配置はどうなっているのか?セミナー会場や隣接ブースの出展内容は?…これが、結局自社ブースの看板やモニタの設置箇所、壁面の訴求要素など、全体のレイヤウトやデザインにも大きく影響してきます。
自分たちのブランドの世界観も重要ですが、「隣の出展企業と色味が似て埋没しないか」みたいな点も注意しなくちゃいけない。制約も多いので複雑でもありますが、それだけにクリエイティブで面白いです。

|普段どのくらいの案件が同時進行しているのでしょうか?
一概に言えないですが、MAXで5,6件並行になるイメージでしょうか。
ロゴやイベントのような長期スパンで動かしていくような仕事と、イベントのLPなど短期で動かす仕事があります。
|デザイナーとしての一番のこだわりは何ですか?
「アート&コピー」という考え方が好きです。
ビジュアルの力と言葉の力、ふたつを上手く掛け合わせることでデザインのパワーは最大化する、ということ。
ロゴでもポスターでも言葉不在のデザインって基本的には存在しないので、デザイナーにとって言葉のセンスというのはすごく大事だと思います。
※もうちょっと細かいところでいくと「文字詰め」ですかね。ベタ打ちで、きちんと文字詰めが施されてないデザインを見ると手を入れたい衝動に駆られます。

|デザイナーを募集する企業はいくつもあると思いますが、エンのデザイナーとして働く面白さは?
1つは、仕事の成果が見えやすいこと。
代理店や制作会社と大きく違うところだと思いますが、当社の場合、デザインや動画の制作依頼というのは基本的に社内からきます。クライアントは社員。
なので依頼に応えれば直接感謝のことばがもらえるし、作ったクリエイティブがどんなふうに活用されてるのか、使ってもらえているのか、目に見えてわかります。
「この間作ってもらったあれ、めちゃくちゃ評判いいよ」「効果出てるよ」そんな率直な言葉がもらえたときは、クリエイター冥利に尽きます。
2つ目は、携われるクリエイティブジャンルの幅広さ。
エンの場合、プロダクト数が非常に多く、デザイナーの担当領域も細分化していないので、幅広いジャンルのクリエイティブに携われます。紙、Web、映像、空間。クールなもの/ポップなもの。などなど。
クリエイターとして、いろんなトーン・系統のクリエイティブを作れるのは強みになると思います。もちろんどこが得意とかはあっていいんですが、まず色々チャレンジして可能性を拡げられるのは、良い環境じゃ無いでしょうか。

|逆に、エンのデザイナーとして働く厳しさはありますか?
ビジネスにおけるコミュニケーションの力が、高いレベルで求められることです。
結構経営陣、事業部長など、役員クラスと近い距離で仕事をするシーンが多いです。そうなると短い時間の中でロジカルな説明をする必要がありますし、説得力あるプレゼンテーションが必要です。
そういった「つくる」以外の部分のコミュニケーションから逃れられない、というのはインハウスならではの厳しさかと思います。

|デザイナーを目指す学生さん向けに、アドバイスをお願いします!
クリエイティブ系の仕事はどのジャンルでも、結局投下した時間が全てだと思います。
私の場合はファーストキャリアがコピーライターでしたが、プライベートでデザインコンペに出しまくっていました。「とにかく手を動かす」に尽きます。
学生でデザインを専攻されているなら、授業なり制作なり一生懸命やればよいですし、それ以外の学部の方でデザイナーを目指すなら、意図的にデザインにどっぷり浸かる時間を作るしかない。よく「写経」みたいな話もありますが、学生のうちはやっぱり作りたいものを作りまくるのが一番だと思います。
あとは上で話したとおり、「言葉」の力は侮れません。良質な文章をよく読むとか、コピーライティングを学ぶとか、デザインと外れるようにみえて大事な部分なので、余裕があればぜひ触れておくと良いと思います。

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日野さん、ありがとうございます!
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この記事を書いたレポーター

- miyuki_hada
- 読書と海とK-POPが好きな広報。IVEとKep1er愛でてます。コンサルティングセールス→人事→営業推進を経て現在4職種目。