
エンの採用担当File(久志本さん)ーアメリカ留学で感じた仕事価値観のギャップ。目の前の人の人生を前向きに。
広報の関です。
昨年からはじまった連載企画「エンの採用担当File」。
普段は面接や面談で質問する側になることが多い採用担当を、逆に質問攻めにしちゃうシリーズです♡
今回は新卒採用担当の久志本さん(2020年新卒入社)の登場です!
社長賞新人賞を受賞した久志本さん。コチラの動画も合わせてご覧ください!
最初に、今までの経歴を教えてください!
京都市伏見区出身です。駅まで自転車20分、中学は片道徒歩30分。ちょっと不便な田舎で育ちました。
高校は理系の進学校でしたが、将来にワクワクできず文転。大学では英語教員を目指して英語と言語学を学んでいました。
内定者時代は、派遣会社支援事業部(大阪拠点)で半年間アルバイトとしてお世話になり、2020年にエンに新卒入社。(大阪拠点に配属され、憧れの一人暮らしデビュー!)
入社してからは中途採用ソリューション事業部に配属。『エン転職』のコンサルティングセールスとして大阪市外エリアの企業をメインに担当していました。
2022年から、新卒採用人事に社内公募で異動をしてきました。
どんなご家族の中で育ちましたか?
父:中小企業の社長(物流系)、母:父の会社のサポート、弟:1個下(大手ゼネコン)、犬1匹、という4人+1匹家族です。勉強しろとは言われたことなく、誰にでも素直であることを大切に、と育てられました。
新しいことに挑戦するときはいつも心配はされていましたが、最後には背中を押してくれる有難い環境だったなとおもっています。
弟とは年子で高校までずっと一緒。幼い頃はよく競い合っていたので負けず嫌いな性格は、ここからかもしれません。(笑)
特にエンで働くようになって、改めて父の経営に対する姿勢を知る機会になりました。「約束を守る社会人になれ」と入社当時もらったアドバイスは今でも大切にしています。

学生時代はどんなことをしていましたか?
中高はソフトテニス部で練習に明け暮れていました。
とくに高校は、大好きなメンバーと自分たちで決めた夢を追いかける時間が幸せで。
近畿大会に「絶対に行く!」と、当時だとほど遠い目標を掲げて練習に没頭。そんな頑固な私の熱意に賛同してくれたチームメイトが今もやっぱり大好きです。
大学は、英語教員を目指して進学。1年生の時にアメリカのオクラホマ州で語学留学を経験しました。帰国後は英語力を活かして京都祇園にある寿司屋さんでのホールや、塾講師等に挑戦。

それだと刺激が足りなくて、急にベトナムの事業立案インターンに飛び出したり、ボランティア団体で役員やってみたり、就活後はキャリア支援団体の立ち上げメンバーになってみたり・・・。とにかく何かやっていないと落ち着かない学生でした(笑)
『与えられた目標よりも、自分が納得する目標を立てる。それをやりきることこそが楽しい』
『自信をつけるために、挑戦できることはすべて挑戦をする』
この二つのスタンスは学生時代からの価値観として身についていると思っています。
これまでの人生の中で1番影響を受けた人は、どんな人ですか?
小学校の時の担任の先生です。私の恩師です。
実は私は幼少期、スーパーのレジに一人で行けないくらいの人見知りで(笑)目立つことが大嫌いでした。勉強は得意だったので、できることだけやればいいや。という考え方だったのですが、小学校の時の恩師がすっごく熱血教師で。
目の前のことに一生懸命になれなかったり、チャンスを掴もうと努力をしない生徒にはすごく厳しくて。私にも(ほぼ強制で笑)ピアノ伴奏者や学級委員等、人前で活躍するチャンスを沢山くれたんです。
挑戦すれば意外と周りに褒めてもらえて、私にもこんな可能性があったんだって気づけて。そこから私の人生はガラリと変わりました。
目の前の人に向き合い続ける情熱と、正しいと思うことを伝え続ける正義感はこの先生から学びました。10年以上経った今も生徒の心に残る存在で、本当に尊敬をしています。
どんな就活をしてましたか?その中でエンに入社を決めたのはなぜですか?
『目の前の人の人生を前向きにできる人になりたい』というありたい姿のために、英語教師を目指していました。
ただ留学生活の中で、アメリカでは仕事をイキイキと語る人が多く、日本とのギャップを感じたんです。そもそも教える側の人間が楽しく働いていなければ、育つ子供たちも影響を受けるのでは?と考えたことがきっかけで、人材業界に目を向けるようになりました。

その頃、人材業界は求職者の人生を一番に考えるビジネスだと思っていました。
でも実際は採用決定すれば収益が発生するからこそ、収益を優先して転職サポートすることがスタンダードになっていて。ときには面接で「久志本さん、収益が大事なんだよこのビジネスは。」と言われ、ありたい姿を伝えても失笑されたことも・・・。
そんなときに、たまたま出会ったのがエンでした。私の考えを「すごく素敵だね、実は私も同じこと考えてるんだよね。」と目を輝かせて考えている社員さんが何人もいて、感動をしたことを覚えています。
思い切って人材業界に対して感じている違和感を伝えたときに、「それが久志本さんの正義だよね。うちで、業界のスタンダードを変えていこうよ。」と言ってもらえて。否定せずに聞いてくれたのが本当に嬉しかったんです。
エンのサービスであれば自分が本当にイイと思ったものを、嘘をつかずに売ることができる。実際、そうやって働いている憧れの社員が何人も何人も何人もいるから、自分も一緒にイキイキと働きたいと強く思い、エンに決めました。
沢山一緒に悩んでくれて、時には怒ったりしてくれた当時の人事の金森さんには本当に感謝しています。
大変な仕事もあると思いますが、久志本さんがそれでも頑張れる動機はなんですか?
主観ですが、エンほど、自分の正義感を貫ける場所はないと思っています。
頑固で負けず嫌いで、泣き虫な人間でしたが、それを「強みだよ」と言ってくれる会社がエン・ジャパン。そんな仲間に少しでも恩返しをしたいというのが動機かもしれません。
仕事は難易度が高くて、求められるレベルも学生のときの自分では想像がつかないくらいです(笑)
でも、それを乗り越えた先にエンが実現するものは、必ず社会の役に立つと信じることができるんです。そんな場所で働けている今が、すっごく大変だけどすっごく楽しいです。
今も覚えている、「心に響いた上司の言葉」教えてください!
「主語はだれ?久志本さんのやりたい仕事はできてる?」
1年目の秋に社長賞新人賞を受賞したのですが、全社から注目されるプレッシャーに押しつぶされてしまい、賞を取った翌月に大きく目標を未達をしてしまったんです。
顧客のためではなく、自分の業績のために売ろうとしてしまっていたことが一番の原因です。
それに気づかせてもらえたのが、この上司の言葉でした。業績云々ではなく、自分のあり方に真剣に向き合ってくれたことが本当に嬉しかったです。
自分を主語にするのではなく、顧客を主語にする。求められる応募数や入社数ではなく、真に喜ばれる入社後のことまで考える。
そうすることで、社内外からの信頼をしてもらえるようになり、本当の意味で成果を出すことができるようになりました。自分ではなく相手にベクトルを向けることが、結果的に自分の業績に繋がることを痛感する経験でした。
▼新人賞受賞時の記事はこちら
https://www.en-soku.com/life/71956
エン・ジャパンの一番好きなところは?
働く社員の存在がやっぱり一番大好きで、人事として頑張りたいと思える原動力です。
個性は様々ですが、全員が同じ方向を向いているこの社風がすごく好きです。
もちろん大変なことや、逃げたくなることはよくあります。でもどんな状況に置かれても、本質を見失わないところがエンの社員の素敵なところ。
同期や社員の方と遊びに行っても、結局仕事の話を真剣にしちゃう姿は、やっぱり仕事が好きなんだろうなって思います(笑)

仕事をする上で、大事にしているスタンス・座右の銘を教えてください!
『人に負けても、自分には負けるな。』
現状維持で何も挑戦しない自分に、私の大好きな恩師がくれた言葉です。
この考え方を知ってから、人と比べずに「弱い自分の心」と向き合う大切さを学びました。
・迷ったときは、難易度が高い方を選ぶ
・少しでもやってみたいと思うなら、できないと決めつけずに挑戦をする
そうやって挑戦をし続けたことが、いまのキャリアにも繋がっています。
この考え方は、社内外においても然りです。
自分の業務や業績を優先してしまいたくなる。そういった葛藤って、人間だから誰にでもあると思いますが、そういった弱い自分に気づき、「どう行動することが最善か?」を考えるようにしています。
最近、興味関心が強い分野ありますか?
学生時代にキャリア面談をしていたこともあり、当時からコーチングやキャリア教育に強く興味を持っていました。
また、エンの営業をしている中で、色んな業界や「そんな仕事あるの!」という出会いが楽しすぎて、今でも業界動向や、ビジネスモデルについて調べてみたりしています。
好奇心旺盛なので、学生さんから知らないことを聞くと、実は調べたくてウズウズしています(笑)
休みの日、何してますか?
インドアもアウトドアも両方!気分に合わせて楽しんでいます。
最近は、ホットヨガに通ったり、キャンプを趣味にしようと始めてみたりしています!
キャンプは、絶景に出会えたり、美味しいキャンプ飯を食べることが最高の瞬間。平日の忙しさもリフレッシュできて、また頑張ろうと思えます。

意識的に社外の人と関わったり、仕事以外の情報に触れることも大切にしています。
学生時代の友人に会ったり、カフェで本を読んだり、実家に帰ってモカちゃん(愛犬)に癒されたりも。
土日は何か予定がないと落ち着かない性格です(笑)
学生と日々向き合う中で、大切にしていることはありますか?
自分の人生をどこで過ごすかって、本当に大事。どうせならワクワクしてほしいって思っています。
だからこそ、私との時間で「自分の人生に向き合うきっかけになった」と感じてくれる人を一人でも増やしたいです。就活を通してトコトン自分の入社後活躍にこだわってほしい。
そのためにはまず私が、学生さんの可能性を信じ続け、一緒にワクワクすることを大切にしています。そんな時間を通じて、ありのままのエンを好きになってもらえると本当に嬉しいです!
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久志本さん、ありがとうございました!新たな側面を知ることができました^^
他の「採用担当File」もぜひご覧ください!
▼エン・ジャパン採用担当者が素顔をさらけ出すワケ
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この記事を書いたレポーター

- せき
- エン・ジャパンの広報。パン屋巡り+旅行が趣味です!関西生まれの2015年入社。